日本人の猫背と武術の繋がり

日本人の猫背は実はとても特徴的な骨格の状態なのです。

つまり、日本人の猫背は世界的に見ても特別な状態。


なので、日本人に欧米やヨーロッパの骨格の使い方、つまりは体の使い方が違うという事なんです。


それなのに、欧米、ヨーロッパの体の常識を照らし合わせて

『ここがダメだ』、『まだまだ筋幾が足りない』、『ほら、こんなに差がある』

なんて比較をしています。



この事自体がナンセンス。


日本人の体の使い方は、現代の運動学の教科書には乗っていません。

ヨーロッパや欧米から入ってきた現代の運動学では、日本人本来の身体能力を引き出せないのです。


宮本武蔵は皆さんご存知ですよね?

おそらく

武士の社会では最強と言われている侍です。


彼の肖像画を見たことがあるでしょうか?

あの特徴的な姿勢は他の国の歴史には無い姿勢です。


現代の運動学では、良い姿勢と言われている姿勢を取る事で、効率的に体を動かす事が

できるといわれています。


だからスポーツ選手は良い姿勢、体幹の筋肉(コアマッスル)が重要と捉えられています。

ですが、その姿勢を取る事が、日本人本来のポテンシャルを封印してしまっているのです。


結論から言いますと、日本人が最も効率的に身体を動かしたいなら、

宮本武蔵の姿勢が最も効率的に、早く、力強く体を動かす事ができるのです。



なぜなら、武士の世界で最強と言われた者が、効率の悪い体の使い方をしていた訳がないんですね。

如何に速く刀を振り、如何に速く間合いを詰め、如何に悟られない内に切り込むか

という事を突き詰めて考えだされた姿勢だからです。


そして、この姿勢は日本人以外には出来ません。

同じアジアの中国人でも韓国人でもできないのです。


日本人が長い鎖国に時代から、他の文化とほとんど関わらなかったからなんです。

なので、大陸で他の文化と混ざっていいた中国、韓国では辿りつけない体の使いかたなんですね。


詳しい説明はまた次回に回しますが、よく言う姿勢が必ずご自身にあう訳ではない事は覚えていてもらえると嬉しいです。


0コメント

  • 1000 / 1000